自治医科大学の小論文について

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小論文 ― 自治医科大学

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年度
試験区分
内容
字数
時間
14
一般
出題文1 日高敏隆『動物と人間の世界認識 イリュージョンなしに世界は見えない』 下線部の「動物」を「人」に置き換えられるかどうか理由をつけて論じる。
出題文2 柳田邦男『事実を見る眼』 文中に登場する二人のがん患者の生き方に対する考えを述べる。
400~500字×2
90分
13
一般
出題文1 藤原正彦『祖国とは国語』 医療においても大局観が必要か否かについて述べる。
出題文2 山極淳司『みんな山が好きだった』 厳冬のエベレスト登頂に成功しながら亡くなった加藤保男だと仮定して、メスナーに手紙を書く。
400~500字×2
90分
12
一般
出題文1 石田英一郎 『日本文化論』より 医師になった時に患者・家族への謝り方とその理由を述べる。
出題文2 正岡子規の5つの文章より 不治の病で死を迎えつつある子規。妹の律は、兄に悪口を言われながら看病に励んでいる。子規に手紙を書く。なお、自分が創作したエピソードを加えても良い。
400~500字×2
90分

医学・医療に対する真摯で冷静な姿勢が求められる

  • 資料文型

【傾 向】

 例年、設問で指示された内容を400~500字でまとめる問題が2問出題されている。2問のうち1問は、登場人物の人生に対して、将来、医学・医療に携わる自分の姿勢が問われる傾向にある。感情的・感傷的にならず、それでいて資料文中の具体的な状況を理解しようとする姿勢と共感性が必要である。
 ’14は、出題文1が動物学者の日高敏隆。他大学でも出題されている。出題文2が現代文・小論文頻出の柳田邦男。金沢医科大学でも出題され、どちらもエピソードを中心とした内容である。本文では、がん末期の医師と経営学研究者が、亡くなる直前まで講演や著作に励み壮絶に生きた様が描かれている。1985年出版だが、医療の比較よりも時代を超えて通底する生き方を読み取ること。患者には身体的・精神的・社会的・霊的な四つの苦痛があるが、死を前にして生きる意味、存在意義が見いだせないという霊的苦痛に対するケアが一番難しいようだ。二人の登場人物は使命感で自ら乗り越えているように見えるが、それによりかからず何が大切かを考えてみよう。’13の藤原正彦は、現代文・小論文で頻出。数学者だが、国のあり方や、日本語・国語の重要性を述べている点が特徴。もう1問は、前年同様に手紙を書く。厳冬のエベレストで登頂したが、下りの悪天候で遭難死した加藤と、頂上まで600メートルの地点で引き返したメスナー。医療における挑戦と断念の判断は何かを意識しつつ冷静かつ、真摯に構想を練る。’12の正岡子規の文章は他校でも出題されてきた。当時不治の病であった結核患者の辛さを切々と述べているが、設問にもかかわるので、3つ目の文章で「律はカナリアの籠の前で、1時間でも2時間でも眺めている」という介護している妹の叙述も踏まえて書くこと。

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