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小論文 ― 福岡大学

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年度
試験区分
内容
字数
時間
14
一般・セ試利用
奥野修司『看取り先生の遺言』より 資料文の医療における2つの立場に対する考えを述べる。
400字程度
60分
13
一般
池内了『科学と人間の不協和音』 考えを述べる。
400字程度
60分
12
一般
「人口千人当たりの医師数と看護師数」 図を見て高齢化の拡大への対処を列挙・説明し、医師を目指す自分の考えを述べる。
600字以内
60分

資料の型や設問が多様である

  • 資料文型
  • 図表型

【傾 向】

 ’14の資料文では、画期的なことに、NBM(ナラティブ・ベイスト・メディシン…物語に基づいた医療)と、EBM(エビデンス・ベイスト・メディシン…証拠に基づいた医療)がセットになって登場した。最近私大医学部の資料文や設問で「物語、語る」の語句の使用が、現象化していたが、2つの語句が明確に出たのは初めてである。EBMは医師として当然であるが、一人ひとりの患者さんに寄り添う医療、看取りの医療においてはNBMが重要になることを、君は理解しているのかということである。
 図表も出ているが、まず、資料文型から見ていくと、’14と’13には筆者が他の人物も登場させたうえで意見を述べている。’14は、山崎文郎と中谷宇吉郎。山崎は元外科医、現在がんの在宅医療の実践者、題の中の「看取り先生」は2012年にがんで亡くなった元肺がんの専門外科医。晩年はがんの在宅医療を実施した。中谷は’13の寺田寅彦と同じく、物理学者兼随筆家。背景知識があるとより、興味深く資料文を読むことができる。名前のあがった人物は小論文でも出題されるし、在宅医療や看取りは医療のキーワードでもあるから、NBM・EBMといった知識も含めて医学部受験生としては知っておきたい。資料文の長さや設問の指示に対して、論述文字数が400字程度と短いのが難点である。’13は設問の冒頭で、『「科学万能主義」と「科学不信」のはざまで苦悩する現代社会の深刻な問題について述べた文章である』という親切なリード文(ヒントであり、前提条件)がついており、’14も簡潔ながらに内容を示しているので、余裕をもって資料文の引用だらけにならないように意見にも力を入れよう。
 ’12は図表だが、やはり設問中で指示が多いので、簡潔にまとめることがポイントである。図表型は看護の過去問を使うとよい。

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